湧水町豊祭相撲大会が開催されました。本校からは2年生以上の16名が参加しました。
この大会に向けて,4日間練習をしました。練習には,多数の保護者の方々,そして地域の若手のみなさんが参加し,子どもたちに稽古をつけたり,大きな声援を送ったり,親も子も,地域も一丸となって取り組んできました。
そして迎えた本番当日。日ごろの練習の成果を思い切り発揮してほしいという思いで土俵に送り出しました。主な結果として,個人戦2年生女子で準優勝,個人戦6年生男子で第4位,があげられます。早い段階で,悔し涙を流した子どもたちが多かったです。
ただ,子どもたちは,友達が取り組んでいる時,地域の先輩が取り組んでいる時も大きな声で声援を送り続けました。そういうチームは,この上場だけでした。勝ち負けにこだわることも必要ですが,このような雰囲気で臨むことはもっと大切だと思います。
今回の大会(練習を含めて)を通じて,努力したことが,思い通りの結果として表れないこともある。しかし,努力しなければ,思ったような結果を得ることができないことを子どもたちには感じてほしいと思います。
私自身は,この大会に3年間携わってきましたが,練習から当日までの取り組みについては,今年が一番よかったと感じた大会でした。また,来年も,チーム上場一丸となって,がんばってほしいと思います。
土曜授業の今日,全校児童19名と職員は,町のバスに乗って幸田小学校に向かいました。毎年恒例となっている,幸田小学校との集合学習です。
幸田小学校に着くとまず,開会式がありました。
その後,2時間目は各学年ごとに分かれての授業。3時間目は,2つの学年がいっしょになっての授業を行いました。幸田小学校の友だちと,楽しそうに授業を受ける姿が見られました。
「楽しかった!」「友だちの名前を覚えた!」という子どもたちがたくさんいました。
幸田小学校と上場小学校の子どもたちは,小学校を卒業すると栗野中学校に進学します。中学校からは同級生となります。中学校に入学したその日から,お互いに声をかけられるような人間関係をつくれるように,この集合学習や町内の各行事の中で交流を深めていってほしいと思います。
湧水町小学校陸上記録会が開催されました。場所は,吉松小学校のグラウンドでした。参加したのは,6年生の5名。(5年生は在籍0名)この日のために,約1か月半練習に励んできました。今日は,それぞれのベストを尽くして,自己記録を更新することが目標でした。
主な結果は次のとおりです。
6年男子800m走:第2位 6年女子800m走:第1位 6年男子60mハードル走:第2位
入賞できなかった子どもたちも,精一杯がんばっていました。
このような機会に目標を立て,その目標達成に向けて努力をすること。努力は結果として報われる時もあればそうでないときもありますが,決して無駄ではないことを感じてほしい思います。そして,また別の機会に,がんばれる子どもたちであってほしい。そう願っています。
10月6日(日),秋晴れのもと,第74回上場小学校・上場地区合同運動会が開催されました。
本校児童19名,他校からの参加児童7名,鹿児島国際大学生,そして保護者や地区の住民の方々など数百名が集い,学校と地域が一体となった第運動会になりました。
子どもたちは,日ごろの練習の成果を思う存分発揮できたと思います。かけっこ・短距離走,綱引き,大玉転がし,一輪車の演技,玉入れ,湧水音頭,郷土芸能,紅白対抗リレー,応援合戦…人数の少ない本校の児童は,多数の種目に参加し大忙しの1日でした。それでも,最後まで元気いっぱい動き回っていました。
6つの自治会で争う地区の種目もたいへん盛り上がっていました。
今年は,児童の部は白組が優勝,地区の部は堂ノ上・老竹地区が優勝でした。
昨年度は,台風のために中止となった合同運動会。こうして予定していた全てのプログラムを楽しく終えることができたことがなによりでした。
上場地区副区長の大薄さんの御厚意で,田んぼの一角に稲の苗を植えさせてもらったのが6月でした。あれから約4か月。苗はすくすくと成長し,立派な稲穂となり,たくさんの実をつけました。
そして今日,稲刈りをしました。6年生の子どもたちとは言え,稲刈り体験は初めてのこと。ましてや,ほとんど使ったことのない鎌を使っての稲刈りとあって,恐る恐る作業をスタートしました。大薄さんからいろいろコツを教えてもらいますが,なかなかうまくできない子どもたち…。それでも,一株一株収穫するごとに作業はスムーズになっていきました。
数日後,大薄さんから,収穫した米が精米されて届くことになっています。次はその米を炊いて食べる体験が待っています。子どもたちはとても楽しみにしているようです。